まさかの吸引分娩！私の出産体験談

出産して１年以上が経過しています。

だいぶ出産時の記憶も薄れてきているような気がするので、覚えているうちに書いておこうと思います。
長々だらだらと書いてます。

陣痛の始まりから分娩前まで

出産予定日から２日過ぎて、昼間に健診に行った日の夜。

そろそろ寝ようかと２３時に布団に入りました。
その時点で、うっすらお腹が痛い？でも寝れるくらいの痛みだから前駆陣痛かな？という感覚でした。

夜中２時。
痛みで目が覚めました。

そこから１時間、アプリで陣痛間隔を測っていると、５分から１０分という状況でした。
病院に電話すると、陣痛の可能性が高いので来て下さいと言われました。

夫を起こしてタクシーを呼ぼう！となったのですが、確か配車に時間がかかると言われたのだったか？
なぜか歩いて病院まで行くことに。
普段なら徒歩１５分の道のりを、陣痛の波が来るたびに立ち止まり、倍の３０分かかって病院に向かいました。

どうして、歩いていこうという思考になったのかは今でも謎です（汗）
途中で破水したり陣痛が進む可能性を考えないとダメだよ！と当時の自分にツッコミ入れたいです。

なんとか病院についた午前４時。

内診してもらうと、子宮口が開いてきているとの判定だったので、そのまま分娩室近くのベッドへ。
ＮＳＴ（子宮の収縮を測る装置）をお腹に付けて待機。

食べれるうちに食べたほうが良いと聞いていたので、夫におにぎりとウィダーを買ってきてもらって陣痛が落ち着いているうちに食べました。

陣痛が退いている間は、ひたすら夫に冷凍しているおかずについてとか、私がいない間の家事について話していた覚えがあります。
出産後に里帰りが決まっていたので、１ヶ月ないし２ヶ月も留守にするのが心配だったんです。
陣痛の波がきている間は唸っていましたが、波が引いた瞬間からすごい冷静に話をしていました（夫側からどう見えていたかは分かりませんが）

そうこうしているうちに子宮口全開！

９時半が過ぎた頃の内診後に、一気に子宮口が開いたようでした。
急に痛みが激しくなって、ほんと、もう、今すぐいきみたい！早く出したい！みたいな気分になりました（笑）
その時になると、痛みの持続時間もかなり長くなっていて、いきまないのが

ＮＳＴは痛みが強いタイミングで針が振れるんですが、それが振り切れるくらいでした！

そこから歩いて分娩台へ。
この辺りからは、もう私も必死でうろ覚えです。

波が来るのに合わせて、いきむ。
その繰り返し、のはずだったのですが、

分娩台に上がったあとから、痛みの持続時間が短くなりました。
俗にいう陣痛が遠のく、という状態だったんでしょうか。

先生も揃ってスタンバイ状態なのに、いきめるタイミングが短くてうまくいきめない、という状態になってしまったのです。

途中で、先生が「会陰を切るよー」って言っているのが聞こえました。

「なかなか出てこないからお腹押すよー」と言われて、男の先生が全体重を乗せてお腹を押してました。

この時点で寝不足も相まって、かなり意識は朦朧としていました。

で、最終的にタイトルの通り吸引分娩となりました。
赤ちゃんの心拍が弱ってきているから、とか言っていたような気がしないでもないです。（うろ覚え）

へその緒が首に巻き付いていたようで、産声が上がるまで一瞬間がありました。
が、私の方も息も絶え絶えで、産声がなかなか無いなとか考える余裕はなかったです。

健康に育っています！

吸引分娩は器具を使って、赤ちゃんの頭を引っ張り出す手術です。

なので生まれてから２ヶ月？３ヶ月くらいは、たんこぶみたいなものがありました。
どんどん引っ込んでいって、今ではもう分かりません。

頭を引っ張られて産まれたものの後遺症もなく、スクスク育っています！

無事に赤ちゃんを取り上げてくれたお医者さんには本当に感謝してます。
お腹グイグイ押されたのは、ビックリしましたが。

本当に時系列に書いただけでした。
こうやって書いて読み返すと、あの時大変だったなーと遠い目をしたくなります。
だけど子供が可愛いから、もう１人産みたいなってなります。不思議ですね（笑）